「人前で出たり話したりすると緊張する」または「緊張して思うようにできなかった」と思うことありますよね?
私は20年以上、人前で歌い踊りそしてトークもしたくさん失敗してきた私が、『人前で緊張しないコツ』を紹介します。
人前では誰でも緊張している!?
まずはじめに、皆さんは「あの人、よくあんなに緊張せず話せるな」って思う人は周りにいませんか?
私の周りにもそういう人がいて、その人に聞いてみると「緊張してるよ!」と言います。(全くそんな風に見えないけど)
大前提として考えてほしいのが、『人前で何かをする』って非日常的なことで
いくつかに分けて、紹介していきます。
① 場数を踏む
まず1つ目が、『場数を踏む』ことです。
「でたよ。『場数を踏む』なんて、もう何回も聞いたし場数が踏めないから困ってるんじゃん。」と思ったそこのあなた。
ちょっとページを閉じるのをやめて、どれだけ場数を踏むことが大事か私のエピソードを聞いてください。
私は20年以上、舞台に立ってきましたが、毎年たくさん出れていたわけではなく、大学時代は学業に専念していたこともあり、一年に1回しか人前で歌う機会がありませんでした。
そうすると、過去に楽しんででていたのに人前で歌うのが、すごく怖くなって歌う前から喉はカサカサ、「失敗したらどうしよう」と失敗のことばかり考え、挙句全く声が出ず大きな失敗をしたという経験が何度かあります。
それ以前は、人前で歌うことは自信満々にやっていた私でも場数が踏んでいないとどんどん人前に出るのが怖くなり、いかに『場数を踏む』ことが大切か痛感しました。
そんな私が過去のように自信満々に歌うために始めたことは、「家族や身近な人、数人の前で歌う」という方法、「いわゆる小さく始める」という方法でした。
私は「ちょっと緊張しない練習のために、歌を聴いてほしい」と家族や友人にことあるごとにお願いしていました。
その時のポイントとして、自分が何人目から緊張するのか把握すると良いと思います。
1人目で緊張するのであれば1人目から始める。慣れてきたら、少しずつ人数を増やしていく。
そして、常に「緊張するけど、この人数ならできそう」というラインを狙うと、自分にちょうど良い負荷がかかり良い練習になります。
ぜひ試してみてください。
② 緊張には2種類あることを知る
③ 笑顔MAXルーティーン
これは、私が緊張する時にやってるルーティーンです。
どんなにしっかり準備をしていても、不安から来る緊張を感じてしまうことありますよね。
大抵、不安を感じている緊張の時は猫背になり首が前に出て、口角が下がりテンションが下がっています。
そんな時に私がいつもうやってるのが、この『笑顔MAXルーティーン』です。
方法は以下の通りです。
- 息を吸い体に力を数秒入れてから、一気に息を吐き脱力します。(体に緊張と脱力を意識的に認識させます)
- 腰に手を当て姿勢を良くし深呼吸をします。(いい匂いや森林の中にいるなど想像して深呼吸)
- 姿勢を良くしたまま無理矢理でも笑顔を作り10秒キープ。(自分の中で前向きになる感じになってくるのを感じてください)
- 「自分ならできる」を笑顔のまま10回唱えてください。
以上をやると、気持ちが前向きになり楽しい気分になってきます。
人前で話す直前に、トイレの個室や一人になれるところでやることをオススメします。
④ 失敗しても死なない。うまくいかなくても殺されない。
まとめ
いかがだったでしょうか?
月並みですが、誰でも最初の一歩があり最初からうまくいった人はいません。たくさんの経験と失敗を重ね、改善し続けたからこそうまくなっていくのです。
失敗して落ち込むことありますよね。私も失敗して落ち込み「自分はなんてダメなんだ。俳優向いてないんじゃないか。」と悩み苦しみ、ベットの上で涙を流したこともありました。
それでも落ち込み諦めるのではなく、「じゃあ何に失敗してどう改善すればいいんだろう」とトライしては反省、改善を繰り返し続けました。
今でもまだまだ改善点はありますが、続けたことで緊張しながらも楽しめるようになってきました。
繰り返し続けていれば、あなたもきっと人前で話すことができるようになります。
自分に負けず共に頑張っていきましょう。
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